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仮想通貨の手数料が上がるとはどういうことかを徹底解説!ビットコインは破綻するのか!?

仮想通貨の手数料0

ビットコインが世に出てから早8年。

仮想通貨は、今や一大経済圏を作り上げるまでに拡大しました。

どんなものでも普及する際には、投機がお金のみならず注目も集めることで多くの人々の間に浸透してきています。

なので、投機で市場価格が高騰することそれ自体は悪いことではありません。

しかしどうしても目の前の数字に注意が持って行かれ、仮想通貨本来の価値が分からなくなってしまうことがあります。

今回は最初の仮想通貨であるビットコインの、本来の価値の根拠が揺らぎ始めたのではという話をしていこうかと思います。

手数料の安さが仮想通貨本来の利点

仮想通貨のそもそもの価値は、

・少額送金であっても手数料が安い

というのが大きな根拠となっていました。



また手数料のみならずブロックチェーンで分散管理されていることによる信用の高さや、海外送金の利便性、ブロックチェーンがもたらす分散・フラット化の可能性など、

仮想通貨が誕生したことは、従来のエコシステムへの革新的な影響を与えるものであったのは確かです。

仮想通貨の手数料1

しかし、現状は変わってきてしまっています。

ビットコインの手数料

という価値の大きな根拠の一つが悪い方向に変化してしまったのです。

ビットコインの手数料が高騰している

仮想通貨の元祖であるビットコインにて、以前から叫ばれていた送金遅延の問題と絡み、手数料の高騰が現実に起こっています。

これまでは
「少額送金においても手数料が低い」
というメリットだったはずが、
「少額送金においては銀行の方が安い」
というように変容してしまっているのです。



これは「スケーラビリティ問題」といわれ、この問題を解決するためのハードフォークをめぐる対立により、過去にビットコインを分裂させてしまったこともあります。

ビットコインの分裂はなぜ起こったのか?詳しい解説はこちら↓



「スケーラビリティ」とは、簡単に言うと「与えられる仕事の増大に適応する能力・度合い」のことです。

仮想通貨におけるスケーラビリティは、「マイナーのコンピューターが処理する計算量の増大に、どれだけ適切に対応することが出来るのか」という意味になります。

そしてこのスケーラビリティが高いかどうかが、その仮想通貨の手数料が安いかどうかに直結しているのです。

マイナー?コンピュータ?計算?仮想通貨となんの関係があるの?という方はこちら↓


ビットコインのスケーラビリティ問題は深刻

さて、ビットコインにおいてはこのスケーラビリティが問題だと言うのですから大変です。

つまり通貨の取引需要の増大に、その取引の適切な処理が間に合わなくなっているということです。

仮想通貨の手数料2

取引需要の増大への対処というのは、時価総額が伸びている仮想通貨全般にいえることですが、ビットコインの場合は格別に深刻なものになっています。



これの直接の要因になっているのはブロックサイズの容量の少なさです。

仮想通貨は、取引情報が含まれたブロックを処理することでその取引が正しいものだと承認されるのですが、ビットコインは処理のスピードとブロックサイズの容量の少なさが相まって、1秒あたり7取引しか処理することができません。

一日あたりにすると604,000取引が処理される計算で、一見は多いように思えるかもしれません。

しかし、VISAやMasterなどの既存の取引処理サービスの処理能力は一秒あたり45,000取引といわれています。

一日換算で実に4億から5億もの処理能力で、ビットコインのそれとは比較になりません。



この処理能力の限界から、以前より「ブロックの容量を増やす」であったり「取引情報を圧縮する」などの対抗策が考えられてきましたが、これらを適応するには不可逆的なアップデートであるハードフォークが必要になります。

しかしそもそもビットコインがハードフォークを想定せずに作られており、実際の権力者であるマイナーを調停して穏便に適応するのは極めて困難です。

先ほどの分裂の話も、ビットコインのマイナー同士で利害の対立が起こったために起こったもので、ビットコイン自体のハードフォークはまだなされていません。

こういった要因から、ビットコインのスケーラビリティ問題は解決されないまま利用者が増加し、ビットコインの手数料の高騰だけでなく、送金取引の遅延も発生してしまっているのです。

仮想通貨の手数料3

手数料高騰を紐解く

おおざっぱかつ、根本的な原因は以上の通りです。

ここではもう少し踏み入った細かい原因を探ってみましょう。



このビットコインのビットコインの手数料が高騰している具体的な原因としては以下の二つが考えられます。

一つ目は、
送金手続きが混雑したことによる高騰。

二つ目は、
ビットコインそのものの高騰の影響。

です。

マイナーは高い手数料が欲しい・・・!

まず一つ目から見ていくと、

マイナーが処理する送金取引は、一部には手数料ゼロのものも処理しないといけないという制限はついていながらも、手数料が高いものを選好することができます。

一度の処理で全ての取引が処理される訳ではなく、基本的に手数料の高いものから順に処理されていきます。

すると必然的に手数料の低いものは、後の処理に回されていくことになるのです。

そこに、全体として取引の処理がさばききれないという状況を加味するとどうなるでしょう?

手数料の低いものはいつまでたっても承認が下りないままですよね。

結果的にユーザーは高い手数料をビットコインで払わざるをえなくなり、全体としての手数料がつり上がっていくという現状につながっているのです。

仮想通貨の手数料4

ビットコインが高騰すると手数料も増える!

次に二つ目の原因をみてみましょう。

ビットコインの仮想通貨であるBTCは今年に入り、その価格は実に8~10倍にまで膨れ上がりました。

いまやその価格は8200ドル。

日本円にして91万円です。

ここで肝になるのが、BTCの送金手数料というのがBTC建てだということです。

つまり、BTCの額でみてビットコイン手数料は変化していなくとも、その時にBTCの価格が上がっていれば、実質手数料は上がったようなものなのです。

ビットコインの手数料はどうなる?

このまま対策がとられなければビットコインは破綻するのでは?

というのが、ビットコインに対して悲観的な見方をしている人からの声です。



確かに、ビットコインというシステムを保ったままスケーラビリティ問題が解決される可能性は低く、取引の遅延やビットコイン手数料の高騰といった問題が解決されるのは難しいと思われます。

しかし、先述のように仮想通貨全体の価格高騰の原因の多くは投機です。

ビットコインの本来の役割である、
「利便性の高い送金手段」
「高い信頼性を保った管理・発行システム」
の価値に見合った本来の価格に落ち着く未来がいつかは訪れるであろうということ。

その時には、クレジットカードのように頻繁に使われる決済手段の取引に使われることは考えにくいということ。

むしろ、金のように資産の避難場所として利用されることがあるであろうということ。

これらを加味すると、ビットコインの「破綻」が起こることはないでしょう。

今回のビットコインというビットコインの手数料高騰が「仮想通貨ブーム」に沸き立った人々が集まった結果だと考えれば、ブームが落ち着いた時になれば「少額でも低い手数料で送金できる」というメリットが復活します。

ただし、

その時になって主たる仮想通貨がどんなものになっているかは、まだ誰にも分かりません。

それでは、

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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