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11月にビットコインは分裂して乗っ取られる?!

ビットコインが新たな展開をする11月

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11月に入り、ビットコインが新たな局面を迎えようとしています。実際10月後半は60万台で推移していたビットコインのレードですが、11月2日には脅威の87万を達成しています。これからどんどん増えていく可能性も大いにありますが、ハードフォークや分裂、ビットコインの名称の奪い合いなど、これからカオスなシチュエーションに突入していくことになるでしょう。

ここ最近は、ニュースや新聞の見出しなどにもビットコインという名前が顔を出すようになってきており、もはやビットコインというワードが頻繁に耳に入ってくるような社会に変化していっていることは間違いないです。

大きな流れとしてのビットコインは、先物の取引所の運営をしているアメリカのCMEが、ビットコインを先物として採用する声明を発表したり、日本各地でビットコインを取り扱い可能な店舗が拡大していたり、Segwit2xのハードフォークが11月16日ごろに予定されていた、本当に山ほどイベントが発生しており、常に予断を許さないような状況になっていると言えるかもしれません。

そして今回のビットコイン分裂に関して言えば、真相を知らないユーザーが大きな損失を被る可能性も大いにあり、非常に危険な事態に陥ってしまうかもしれません。現在ビットコインを取引しているユーザーは最後までしっかりと読み、分裂前の自分の対応を真剣に考えた方がいいかもしれません。

11月に分裂するSegwit2xとは何か?!

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現在、ビットコインについて一番熱いイベントは、11月16日ごろを予定して計画が進行している、Segwit2xでしょう。Segwit2xに関しては、ビットコインに関する様々な組織が、それぞれ好き勝手に色々なことを言っていて、実際何がどうなるのことかよくわかっていない人も多いかと思います。

実際のところ、仮想通貨やビットコインに詳しい人であっても、Segwit2x導入の流れやそこで起きる様々な争いなどについてきちんと説明することは難しいと思います。これは、全体として構想が一人歩きし、果たしてどれだけ現実的なシステムを実現できるかという情報があまり把握できていないことが大きな原因かと思います。

Segwit2xはビットコインから分裂する予定

まず基本的な所として、Segwit2xが現在のビットコインから分裂しようとしているということが大きなポイントになります。下の青色のサイトは、Segwit2xがハードフォークを行う日程をカウントダウンするというページになっています。もしこのカウントダウンの通りにブロックチエェーンの生成が進んでいけば、11月16日にハードフォークが行われ、分裂する可能性があるということです。

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ハードフォークが行われ分裂する予定のブロックは494,784になっています。このブロック数に到達した時に、ブロックはハードフォークにより、分裂が行われることになります。

ビットコインのSegwit2xはハイブリッド

ビットコインから分裂して新しくできると言われているSegwit2xですが、Segwit2xには大きく分けて2種類の機能が搭載し、それがハイブリッドになっているのです。2種類の機能とは、ブロックサイズの拡張とSegwitになります。

ブロックサイズの拡張は分裂を生む

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ビットコインキャッシュは、8月にビットコインからハードフォークによって分裂したコインですが、ビットコインキャッシュのブロックサイズは実は8MBであり、ビットコインのブロックサイズは1MBであることから圧倒的に大きいことがわかります。

ブロックサイズを拡張すると何が起きるかというと、容量が増えるので、一つのブロックに入れることができるトランザクションの数が増え、マイナーの仕事が楽になるわけです。これによって、マイナーは莫大な電力量を下げることができありがたいわけですね。

ただし、ブロックサイズを変更すると、ハードフォークによって分裂が生じてしまうというデメリットもあります。実際8MBにブロックサイズを拡張したビットコインキャッシュは、完全にビットコインとは分離され新しい仮想通貨として世の中に広まり出しました。

なぜブロックサイズを変えると分裂が起きるのかというと、ブロックサイズを変更するためにはハードフォークをしなければいけないからです。ハードフォークとは、互換性のないアップデートのことです。つまりブロックサイズを拡張すると、今までのブロックとは根本的に仕組みが変わってしまうので、そのまま互換性を保ったままアップデートすることができず、新しいブロックチェーンを作らなくてはいけないということです。

もちろん新しいブロックチェーンができても、前のブロックチェーンが消えて無くなるわけで、ブロックサイズの拡張はその仕組み上、分裂を生じてしまうのです。

Segwit2xではブロックサイズを2MBに変更しようとしているため、これが実現すればこれまでのビットコインのブロックチェーンとは別のブロックチェーンが生成され、分裂が起きることになるのです。

Segwitはマイナーの敵

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ビットコインから11月に分裂して新しく生まれると言われているSegwit2xの二つ目の特徴は、名前そのままですがSegwitです。Segwitというのは、Segregated Witnessの短縮系で、トランザクションにおける署名領域を別の場所にまとめて格納しようという考え方です。

今まではトランザクションのIDの中に、署名領域を含めていたので、IDが長くなり計算も時間がかかり、必要なデータ量も多かったわけです。それに対して、署名領域を別の場所に移すことで、トランザクションのデータ量が小さくなり、1ブロックに入れることのできるトランザクションの量が多くなるわけです。

Segwitを使用すれば、理論上4倍のトランザクションを一つのブロックに格納することができると言います。この話だけ聞くと、Segwitってすごい!という風に思うわけですが、実はこのSegwitが大きな問題を孕んでいることになります。

というのも、Segwitを実装すると、マイナーがASICBoostというテクニックを使うことができ無くなるのです。つまりマイナーによるマイニングが大変になり、Segwitが実装された仮想通貨はマイナーからの人気がなくなるということです。

マイナーがマイニングをしてくれなかったら、仮想通貨は取引を行うことができません。そのためマイナーが敵にしているSegwitを導入したことによって、マイナーが他の仮想通貨に流れていってしまったら、結局Segwit2xは分裂したことによって大きな弊害が生まれてしまう可能性があるのです。

ビットコインの分裂でSegwit2xは危険

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ここまでSegwit2xはハイブリッドであり、ブロックサイズの拡張とSegwit実装が行われることを説明してきました。ブロックサイズの拡張も、Segwit実装も本来的にはビットコインの性能を高めるために行われるものなのですが、実はこの二つにはそれぞれ大きな問題をはらんでいるというわけです。

ブロックサイズ拡張によって、ビットコインはハードフォークで分裂してしまう結果になり、Segwitの実装によって、マイナーが離れていく結果になります。ビットコインの性能を上げるために、わざわざ2つの問題を生み出そうとしているSegwit2xは非常に危険であると言えるでしょう。

ブロックサイズ拡張は、すでに8MBのビットコインキャッシュがあるわけで、8MBよりも小さい2MBのブロックサイズを使うことはあまり大きなメリットがないです。さらにSegwitに関してはある程度メリットはありますが、結局マイナーが減ってしまったら元も子もないという状況で、この2つをハイブリッドしてしまうという選択は危険性が伴うわけです。

Segwit2xの開発者はたった一人?!

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様々な問題を抱えるSegwit2xですが、実はその開発者はたった一人です。Jeff Garzikという人で、その人が一人で開発しているというのです。その人は技術力があるのかもしれませんが、これについても大きな議論が巻き起こっています。

まずこの開発者はMt. Gox破綻の関係者ではないかという噂が流れており、その真偽のほどはわかりませんが、信頼性にかけると言えます。

さらにJeff Garzikは、Segwit2xの開発をしていると同時にMETRONOMEというトークンセールスを開発している15人ほどのチームのCEOも兼任しているということです。一人でSegwit2xの開発を行う傍、資金調達のための組織のCEOをしているという、なんともやばそうな状況ではありませんか。

トークンは資金調達(お金稼ぎ)の仕組み

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ここで簡単にトークンについて説明しておきます。トークンとは、ICOにおける通貨であり、新しい仮想通貨のプロジェクトを行う際に、新しく作ったトークンを販売することで資金調達を行う手段のことを言います。

ここで問題なのは、新しい仮想通貨のプロジェクトは、まだ構想段階でも資金調達ができるということです。つまりトークンを買う人たちというのは、プロジェクトがうまくいくと信じて投機目的でトークンを買うわけですが、プロジェクトがうまくいく保証は全く存在しないというわけです。

トークンを販売する組織のCEOというのは、面白いプロジェクトを考えているのかもしれませんが、かなりお金稼ぎが目的になっている可能性は高いと言えるのではないでしょうか。

Mt. Gox破綻はずさんな資金管理

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Mt. Gox破綻を知らない人のために、とても簡単に説明をしておきます。Mt. Goxは、ビットコインの取引がまだ盛んに行われていない時に、日本円やドルなどとビットコインを取引することのできる取引所でした。

ただMt. Goxが問題だったのは、顧客の資産管理を適切に行なっていなかったことです。株式取引であれば、取引所は顧客の資産を、顧客ごとに分離して取り扱います。それに対して、Mt.Goxは顧客ごとに分離した取り扱いをせず、全ての顧客の資産を一箇所に集め、取引が行われる時にはその資産から数字の分だけやりとりするということを行なったのです。

そのため顧客の資産は、顧客の台帳に記載された数字のみによって管理されていました。その危うい仕組みを狙ったハッカーが、台帳の数字を書き換えて取引を続けたことが、Mt.Gox破綻を引き起こしました。具体的には、ハッカーが資産ゼロの口座を開設し、台帳の数字を書き換えることによって、資産ゼロから大量のお金を引き出したということです。これによって、ユーザーの資産が統合されたMt.Goxの資産はどんどん引き出されていったのです。

Mt.Goxは資産管理がずさんだったことから、このハッカーの違法取引に長い間気づかなかったと言います。さらにこのハッカーの取引が発覚した後も、資産減少している問題は公開せず秘密にし、そのまま取引を続けていったのです。さらに資金繰りが厳しくなって預金引き出しを強制停止した後も、預け入れは受け入れてどんどんユーザーからお金を回収していたというのも、ひどい話だと思います。

結果的にはMt.Goxは破綻し、取引をしていた数多くの外国人と、少数の富裕層である日本人が被害を被って終わったわけですが、資産を適切に管理せず金欲にまみれた対応を続けたMt.Goxはしっかりと裁かれるべきだと思います。

もしSegwit2xを開発しているJeff Garzikが、Mt.Goxの関係者だったとしたら、これは相当に問題のある自体であり、それをたった一人で開発しているというのも非常に危険な状態なのではないかと思うわけです。

ビットコインは乗っ取られるのか?!

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ここまで考えてみると、Segwit2xに対する疑念があれこれ湧いてきます。ビットコインを意図的に分裂する方向に持っていき、さらにマイナーにとってありがたみのないSegwitを導入している。さらに開発はMt.Gox破綻に関わった可能性のあるJeff Garzikという開発者がたった一人で開発をしている。しかもその開発者は、裏では資金調達のためのトークン組織のCEOを兼任している。非常に複雑な問題の中に、恐ろしい意図が存在する可能性というのは大いにあると言えます。

リプレイアタックの対策を実装しない?!

リプレイアタックというのは、ハードフォークによって分裂が起きた時に2つ存在するブロックチェーンを別のものであるとはっきりと区別しないことで、両方のブロックチェーンで同じ取引が行われてしまうという一種のバグのようなものです。

リプレイアタックが行われてしまうと、送金者は1人であるはずなのに、受取手が2人存在することがシステム上可能になってしまい、これによって悪意あるものにお金が取られてしまう可能性が大いにあります。

そしてリプレイアタックが起こらないような仕組みは既に実在し、簡単に実装できるはずなのに、Segwit2xではこの対策を一切しないとしているのです。これはユーザーのことをか考えない非常に恣意的な選択ではないでしょうか。

もしこのリプレイアタックが実装されなければ、ユーザーは自分の資産を守るために、この対策を自分の責任で持って行わなくてはなりません。この対策ができないと、資産が奪われることになるので、ユーザーが危険に晒される可能性が高いわけです。

ビットコインの名声を手に入れる

11月にSegwit2xが分裂する際に、このリプレイアタックの対策を行わない理由は、ブロックチェーンの分裂によって新しくできた方のブロックチーェンすなわちSegwit2xを、本物のビットコインにしたいということらしいです。

すなわちリプレイアタックの対策を行うことは、ハードフォークの分裂によって新しくできたブロックチェーンを、今までの仮想通貨とは異なるものであるという印をつけることであり、ビットコインキャッシュのように新しい通貨になるということです。そしてSegwit2xの開発者はこれが気に入らないらしく、つまりビットコインという名声をそのまま欲しいがために、ハッカーによるユーザーのリスクを顧みないと言っているわけです。

完全に自己中心的な思想であり、ビットコインの名声を手に入れ仮想通貨の世界を支配したいという、利権奪取的な考えが垣間見えます。

BitpayはSegwit2xを危険視している

10月31日に、Bitpayがビットコイン分裂で生まれる可能性のあるSegwit2xに向けた対応を発表しました。Bitpayはアメリカのアトランタを拠点にして、2011年からずっと仮想通貨を取り扱っている取引所です。そんなBitpayが、Segwit2xへの対応策としてユーザーの安全性とセキュリティを守るために行動するかもしれないという発表をしたのです。

なぜBitpayがこんなことを発表しなければならないのかを考えると、Segwit2xの実態がよりはっきりと見えてきます。つまり、BitpayはSegwit2xが非常に危険だと言っているのです。その上でBitpayはSegwit2xの危険性を回避すると言っていることになります。

具体的にはおそらく、リプレイアタックについて話しているのだと考えることができます。つまりSegwit2xはリプレイアタックを実装しないと表明しているため、それによってユーザーがリプレイアタックによって損失を被ることのないように、取引所全体として対策を行おうという方針を示しているのではないかと思われます。

さらにBitpayが言っているのは、ハードフォークが行われる前に、ビットコインを使うのをやめるようにユーザーに推奨しています。つまり、それほど危険な状況が訪れる可能性があることを、Bitpayは示唆しているということです。

ビットコインキャッシュに負けないための戦い

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ここまで話してきた危険性をはらんだままビットコイン分裂に突入する理由は、ビットコインの名声を守るためと言えるかもしれません。

10月末からビットコインキャッシュはどんどん価格をあげ、人気が出てきています。ブロックサイズが大きく、大した問題を抱えていないビットコインキャッシュは、ビットコインにとっては脅威なのです。

ビットコインがこのまま何も対策を取らなければ、性能的に有利なビットコインキャッシュが優ってしまい、仮想通貨に置いてビットコインは負けてしまう可能性もあるのです。

そのため、様々な問題をはらんでいたとしても、性能を少しでも上げるために、ブロックサイズを拡張しSegwitを導入するわけです。そしてビットコインの名声を保つために、リプレイアタックの対策をしない。

これはビットコインキャッシュに負けないための、ビットコインの攻めの戦いなのです。ビットコインの名声を保ちビットコインキャッシュに負けないために、ビットコインを守りたい強硬派がビットコインを乗っ取って、危険な戦いに乗り出しているというのが実情なのかもしれません。

危険性を残したまま分裂する可能性

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様々な憶測や意見が飛び交っているビットコインですが、ビットコインがSegwit2xに分裂する可能性は非常に高いです。というのも、多くのマイナーがSegwit2xに支持をしているからです。

もちろんSegwitなので、マイナーにとって先ほど述べたようなデメリットもあるため、賛成しないというマイナーがいる可能性は大いにあります。だからハードフォークによって分裂が行われる可能性が高いのです。

ここでビットコインの名声を奪い合うためにリプレイアタックが実装されずに分裂が行われると、ユーザーにとっては非常に危険な状態になりうるということです。

ただSegwit2xが本物のビットコインとして取り扱われる可能性があり、その時にこれまでのビットコインだけでSegwit2xをもらえない事態になってしまった場合、とんでもなく不利益を被る可能性があるということです。

一番安全で最適な方法は、全マイナーがSegwit2xを支持し、分裂せずにハードフォークだけ行われ、11月のハードフォークが平和に終わるということです。ですが現実的な問題として、この展開にはなりにくいと言えます。

分裂の危険性を回避する方法

このビットコイン分裂の危険性を回避する方法は、主に二つあると言えるでしょう。

一つ目は、ビットコインを全て円やビットコインキャッシュに変えてしまうことです。何が起こるかわからないビットコインを所有して危険に晒されるくらいなら、もうビットコインを捨ててしまった方がいい可能性も大いにあります。

二つ目は、ビットコインが分裂したとして、Segwit2xを確実に付与される取引所にビットコインを移しておく方法です。両方のビットコインを手に入れることができれば、Segwit2xを付与された後、どちらか片方ユーザーの少ない方を売却すればOKになるからです。

ビットコインの分裂を心待ちにしているユーザーは多いかもしれませんが、こうした危険性があることは、確実に理解しておかなければいけません。取引所によって対応が異なり、大きな価格変動を伴う可能性もある。そんな現状をどうすれば乗り越えることができるのか、一人一人の選択が大きな鍵となるでしょう。

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