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【ビットコインとsegwit】segwitって?なんのために実装された?ビットコインとsegwitの関係

ビットコイン、Segwit5

近頃ネットやテレビの報道などで、話題に上ることが増加してきた仮想通貨『ビットコイン』。
9月29日にも金融庁から取引所の正式な承認が発表されるなど、日本でも大きな広がりを見せています。

そんなビットコインの話題の中で、たまに目にするのが『segwit』という言葉です。
8月に実装された『segwit』や11月に分裂するという噂のあった『ビットコインsegwitX2』については、知っている人もいるのではないでしょうか?

ですがこのsegwitについてしっかり理解している人というのは、実はあまり多くありません。
せいぜいが「ビットコインの問題を解決するためのもの」という程度の認識の人が、ほとんどだろうと思います。

実はこのsegwitについて理解するのは、投資などに限らずビットコインを取引するうえでかなり重要になってきます。
というのも、このsegwitはビットコインのシステムの中でもかなり重要な物の一つです。

このsegwitに何かしらの変更が加えられたとなれば、ビットコインの相場や取引の手順などに大きな影響が出かねません。
最悪の場合、自分の知らないうちに大きな損をしてしまうことも十分に考えられます。

そこで今回は、このビットコインとsegwitの関係について詳しく説明していきましょう。

ビットコイン、Segwit1

1,スケーラビリティ問題

ビットコインとsegwitの関係について説明していくには、まずは『スケーラビリティ問題』についてお話しする必要があります。

そもそもsegwitはこのスケーラビリティ問題を解決するための手段として、ビットコインに実装されたものです。
なのでこの問題の説明無しにsegwitについて説明しても、しっかり理解できたとは言えません。

またこのスケーラビリティ問題自体も、ビットコインの相場に影響を与える重要な問題の一つです。
そういった点からも、スケーラビリティ問題について知ることは大切と言えるでしょう。

そこでここではまず、スケーラビリティ問題の説明と取引に与える影響についてお話ししたいと思います。

スケーラビリティ問題とは

ビットコイン、Segwit2

スケーラビリティ問題というのは、簡単に言えばビットコインの処理能力に関する問題のことです。

この問題は、ビットコインのブロックチェーンに原因があります。
(ブロックチェーンについては、別記事で詳しく説明しているのでそちらを参考にしてください)

このブロックチェーンでは、1つのブロック当たりの処理できる容量は決まっています。
ビットコインの場合この容量は1MBで、これは1秒間に6~7個程度の取引の処理が可能ということです。

1秒で7取引と言われると早く聞こえるかもしれませんが、実はこのスピードは現存する取引の中でも遅い分類に入ります。
現在使っている人の多いクレジットカードの1秒間で処理できる取引は平均3000程度と言われているので、かなり遅いといってもよいでしょう。

現在ビットコインの利用者は、日本だけでも数十万人です。
これだけの人数が取引を行おうとすれば、取引の処理が追い付かないのも当たり前といえます。

言ってみれば、ブロックの処理容量以上の取引が行われるわけです。
この処理しなくてはいけない取引の量とブロックの処理容量の差の問題が、スケーラビリティ問題と言われています。

とはいえこのような状態になったのは、セキュリティの問題と『非中央管理型ネットワーク』という取引システムを使っているからです。
もしビットコインの処理能力を今のセキュリティの高さのまま10倍にしようとすれば、ユーザー1人の端末が処理するデータは数TBに上ると言われています。

そうなれば取引を行える人だけが取引を独占してしまい、ビットコインの『誰でも使える』という利点はなくなってしまうでしょう。
言ってみればこのスケーラビリティ問題は、『自由な通貨』であることを目的としたビットコインだからこその問題と言えるかもしれません。

スケーラビリティ問題の影響

この章の最初でも言いましたが、スケーラビリティ問題はビットコインの相場にも大きな影響を与えることがあります。

スケーラビリティ問題の影響として大きく影響を受けることになるのは、取引にかかる時間です。
そして取引をするユーザーは取引が終わるまで、端末の前から離れることは難しいと言えます。

その拘束時間が長くなってしまえば、ユーザーにとっても大きなストレスです。
そのようなことが多くなってしまえば、ビットコインの信用を下げてしまうことも十分考えられます。

そもそも取引時間が短いということは、取引を行う上で重要なポイントの一つです。
その取引時間が長いということは、取引を行う人が少なることにつながります。

またあまりにも処理が溜まってしまえば、処理そのものが止まってしまう可能性もないわけではありません。
そうなった場合、ビットコインの信用は大きく下がってしまうことになるでしょう。

ビットコインの信用の低下は、ビットコインの相場を下げる原因になります。
あまり急な変化は起きにくいとはいえ、注意しておいたほうが良いかもしれません。

2,segwitについて

ビットコイン、Segwit3

さてスケーラビリティ問題についてお話してきましたが、この問題を解決するための手段の一つがsegwitです。
このシステムがあったからこそ、ビットコインは今でも取引ができていると言っても良いかもしれません。

それぐらい、ビットコインの取引において重要になってくるシステムです。
ここではそのビットコインのsegwitというシステムの仕組みと利点について、お話していきます。

segwitとは

segwitの仕組みについて簡単に言ってしまうと、取引データを圧縮して少ない処理容量でも多くの取引を処理できるようにするシステムです。

ビットコインの取引データには取引そのものの情報のほかに、『電子著名データ』という取引データの解読のためのデータが含まれています。
segwitではこの電子著名データを取引データから分割して管理することで、ブロック内に空きスペースを作ったというわけです。

ちなみにこの電子著名データというのはビットコインを送った側と受け取る側の間だけで使われる、ワンタイムパスワードのようなものになります。
そのため分割で管理しても、影響は少ないというわけです。

このsegwitの実装によって、ビットコインは処理容量を変えないまま約1.7倍の取引を行えるようになりました。
また処理しなくてはいけないデータの量が少なくなったため、送金のための手数料も減ったようです。

segwitの利点

実はsegwitを実装しなくても、処理できる取引の量を増やす方法は存在します。

それが、ブロックのデータ容量を大きくするという方法です。
8月にビットコインから分裂を行ったビットコインキャッシュは、こちらの方法で処理できる取引の量を増やしました。

では、なぜビットコインはsegwitの実装を選択したのでしょうか?
その理由は、segwitの方がブロックチェーンそのものへの影響が小さいからです。

ブロックのデータ容量を増やすというのは、ブロックの設定を変えるということになります。
しかしブロックチェーンは、それぞれのブロックには前のブロックのデータが組み込まれる仕組みです。

つまりブロックの設定を変える場合はブロックチェーンの最初までさかのぼって、すべてのブロックの仕組みを変える必要があります。
ビットコインはかなりの量の取引を行っているため、そのブロックチェーンをさかのぼるのはかなりの苦労です。

その点segwitはあくまでも取引データの分割を行うだけのため、ブロックに手を加える必要はありません。
そのため、変更が楽にできるというわけです。

またブロックチェーンに変更を加えるためには、一度取引を止める必要がある場合もあります。
そういった場合ユーザーへの影響も大きなものになってしまうため、segwitの実装を選択したとも言えるでしょう。

3、ビットコインのsegwit:まとめ

さてここまでビットコインとsegwitの関係についてお話ししましたが、いかがだったでしょうか?
ビットコインのシステムであるsegwitと、それを実装する原因であるスケーラビリティ問題について理解できたのではないかと思います。

segwitは、今のビットコインにはなくてはならないシステムの一つです。
このシステムの変更は、ビットコインの取引に大きな影響を与えます。

そうなってしまえば、ビットコインの相場にも大きな影響が出ることになりかねません。
そういった点でいえば、このシステムは取引をする上でもかなり重要であると言えるでしょう。

ぜひこの記事で読んだことをしっかりと活かして、ビットコインの取引に取り組んでください。

ビットコイン、Segwit4

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