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ビットコインが中国の影響を受ける3つの理由

ビットコイン 中国

買いがさらなる買いを呼び込み、価格の高騰が続くビットコイン。

現在、1BTC(ビットコイン)の価格は、79万円となっています。(2017年11月3日時点)
驚くことに、ここ一週間の間に20%以上も価格が急上昇しています。

『仮想通貨革命』の著者である野口悠紀雄氏も

「異常な値上がりは不健全だ。」

とビットコインの急激な値上がりに対して警鐘を鳴らしています。

ビットコインを保有している方にとっては、値上がりの理由を知っておきたいところ。

今回の高騰化の理由としては、ビットコインのシステムのアップデート化(Segwit2X)などがいくつか理由がありますが、中でも中国の影響が大きいのではないでしょうか。

世界中に広がっているビットコインですが、中国の政治・経済などからは、特に大きな影響が受けます。

そこで今回は、どうしてビットコインが中国の影響を受けるのかということを3つの理由に分けて紹介していこうと思います。

ビットコインが中国の影響を受けるといわれる理由1
世界中のビットコイン取引 7割が中国によるもの

ビットコイン,中国
ビットコイン取引には、複雑な計算処理を行うマイニング(採掘)が必要なのですが、世界中のマイニング計算の内67%が中国で行われています。
(出展:https://btc.com/stats/pool/)

以前よりビットコインの計算処理が複雑になった影響で、マイニングには、専用のコンピュータがある大規模な施設「マイニング・ファーム」が必要となります。

マイニングファームによって世界中のマイニングの80%程度が行われており、そのほとんどが中国に拠点を置いています。

電気代、土地代、人件費などの関係上、中国にマイニング・ファームを作ることで大きな利益をあげやすくなります。
マイニングファームに有利な状況が揃っているため、中国にマイニングファームが集中しているのです。

マイニングに有利な状況が揃っている中国ですが、懸念点もあります。

それは、中国人民政府のマイニングファームへの規制の可能性があるからです。
中国人民政府は、ビットコインに対してこれまで数々の規制を行ってきました。

もし、中国人民政府の規制によって、中国のマイニングファームが機能しなくなった場合、世界中のビットコイン決済が遅れるまたは決済できないなどの問題が起こってくるでしょう。

ビットコイン取引を普及させていくには、マイニングが中国に偏っている状況を改善する必要があります。

世界のマイニングの7割が中国に偏っているという状況は、ビットコインにこれからも大きな影響を与える要因となるでしょう。

ビットコインが中国の影響を受けるといわれる理由2
ビットコインへの交換は9割以上が人民元!!

ビットコイン,中国
ビットコインを入手する手段として現金による交換がありますが、現金からビットコインへの交換は9割以上が人民元で行われています。

日本でもビットコインで支払いができるお店ができたり、実際に周りでビットコインを購入した人がいたりと普及しているかのような雰囲気を感じます。

しかし、実際は、まだまだ中国以外の国でビットコインへの切り替えは進んでいないのが現状なのです。

世界の主要な貨幣として、「ドル・ユーロ・円」が挙げられます。
この3つの貨幣のビットコインへの交換割合を見ると、実は全体の5%以下となっているんです。

アメリカやヨーロッパなどビットコインが普及している印象がありましたが、中国と比べるとまだまだ一般に普及しているとはいえないようです。

中国では、ビットコインの普及が進んでいます。
ホームレスが自分のビットコイン口座のQRコードを首からかけての寄附をお願いするほど、一般にも浸透しています。
いかに中国でビットコインが使われているかが分かります。

では、どうしてこんなにも人民元からビットコインへの切り替えが中国では進んでいるのでしょうか。

2015年、中国人民政府は、人民元の切り下げを行いました。
すると、人民元の価値が下がることを恐れた、中国の富裕層たちは人民元を次々にビットコインに切り替えました。

この流れが徐々に、中国の一般人たちにも広がり、積極的に人民元からビットコインなどの仮想通貨に資産を移す動きが起こったというわけです。

また、マイニングを行うと報酬としてビットコインがもらえるのですが、前述の通り世界のマイナーの約7割が中国にいるということも中国でビットコインが普及した理由といえるでしょう。

ビットコインが中国の影響を受けるといわれる理由3
中国人民政府によるビットコインへの規制

ビットコイン,中国
2017年9月、中国人民政府は、「経済および金融の秩序を著しく乱す」ことを理由として、ビットコインなどの仮想通貨によるICOを全面的に禁止しました。
(参考:https://www.cnbc.com/2017/09/04/chinese-icos-china-bans-fundraising-through-initial-coin-offerings-report-says.html)

ICOとは、仮想通貨を利用した資金調達のことです。

中国人民政府は、地方の金融規制機関に対して、ビットコインをはじめとする仮想通貨による資金調達を行う会社の調査を行わせています。

今後の規制を考えての行動なのでしょうか?

中国人民政府のICO規制の動きは世界中に広がっています。

アメリカでも、中国の動きを受けて、米証券取引等監視委員会(SEC)は、証券に近い性質を持つトークンは、規制対象になる可能性があると発表しました。

また、シンガポールの金融管理局も証券に近いトークンの販売を規制していく方針があることを発表しています。

中国人民政府の次なる規制に、世界中のビットコイン関係者からの注目が集まっています。

まとめ

以下のような内容で、お話をしてきました。

ビットコインが中国の影響を受けるといわれる理由1 世界中のビットコイン取引 7割が中国によるもの
ビットコインが中国の影響を受けるといわれる理由2 現金からビットコインへの交換は9割以上が人民元!!
ビットコインが中国の影響を受けるといわれる理由3 中国人民政府によるビットコインへの規制

現在のビットコイン業界では、中国の発言力や影響力が大きくなっています。

ビットコインがいくら管理者不在のシステムといってもビットコインに関する会議では、発言力が強い中国政府や中国にマイニングファームを持つグループの意向を採用されることが多いようです。

業界が健全に進んでいくためにも中国以外の国やグループの台頭が待たれます。

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