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【ビットコインが分裂!?】なぜ分裂するの?どうやって?ビットコインの分裂について

ビットコイン、分裂5

最近になって支払い手段として注目され、日本でも法整備などが進んできたビットコイン
そのビットコインが11月、『分裂をする』という話は聞いたことがあるでしょうか?

分裂の話自体は知っていたとしても、その分裂が起こす影響について理解している人は少ないと思います。
もしかすれば突然ビットコインがパキッと割れて2つになると考えている人が、いるかもしれません。

ですがビットコインはデータ上に存在するお金のため、物理的に分割することは不可能です。
そのためこの『分裂』というのは、あくまでもデータ上の話になります。

ではこの分裂とは、一体どういう現象なのでしょうか?
今回はビットコインの分裂について、詳しく説明していきましょう。

ビットコイン、分裂1

1,分裂の仕組み

そもそも分裂とは、ビットコインが『ブロックチェーン』によってデータ管理されているがゆえに起こることです。
(ブロックチェーンについての詳しい説明は、別の記事で行なっています。)

このブロックチェーンでは、一つ一つのブロックは『ハッシュ関数』と呼ばれる暗号によって保護されています。
そのハッシュ関数によってブロックチェーンのデータは守られ、またハッシュ関数を解くことでチェーンが続くというわけです。

ですがハッシュ関数を解読する人が多い場合、その解読が全く同時に起こることがあります。
言ってみれば、ブロックaの後にブロックAとブロックBが同時にできている状態です。

通常はブロックAとBのうち、取引が長く続いた方が正式なチェーンとして続きます。
この場合短いチェーンは切り離され、再び一本のチェーンとして取引が続いていくことになると考えてください。

ですが『分裂』の場合、この解読を無理やり二分させてしまいます。
一度終了した解読を再度解読して、ブロックAとBに分かれさせるわけです。

そして短い方のチェーンでも半強制的に取引を続け、2つのチェーンとしてしまうのが『分裂』といつ現象になります。
言ってみれば、チェーンaを分けてチェーンAとBを作るのが『分裂』です。

2,分裂する理由

ビットコイン、分裂2

このようにして『偶然』を無理やり起こすことで行われる『分裂』ですが、もちろん何の理由もなく行われることはありません
そもそも理由もなく突然分裂させようとしたところで、後に続かなければそこで終わってしまいます。

それではビットコインの分裂が起こる理由について、お話ししていきましょう。

分裂する理由その1:システムアップデート

分裂する理由として最も多いのが、このシステムアップデートです。
特に、マイニングに関するシステムのアップデートは分裂の理由に深く関わることです。

例えばマイニングのための機械として、A1とB1があったとします。
分裂する前の状態であれば、A1でもB1でもマイニングすることが可能です。

ですがシステムのアップデートの後は、B1の機械ではマイニングをすることができなくなりました
その場合B1を使っている人達は自分がマイニングをするために、アップデート前のシステムを続けて欲しいわけです。

そうした人達が多くいる場合は、分裂が行われ一方はアップデートをしないまま続くことになります。

分裂の理由その2:運用理念と反する場合

これは同じ仮想通貨のイーサリアムが分裂した時の、理由であると言われているものです。

イーサリアムは2016年に一度取引上の不具合を起こしてしまい、その対策としてシステムの大幅なアップデートを行いました。
しかしその新システムのイーサリアムは元々の運用理念と反していたため、システムアップデートに反対した人たちが集まって分裂が起こったと言うことです。

そもそもの理由は上と同じですが、こちらの理由はどちらかと言えば仮想通貨としての根幹に関わることだと言えます。

3,分裂するビットコインの種類

ビットコイン、分裂3

さてここまでビットコインの分裂の仕組みと理由についてお話ししてきましたが、実際にどんなコインに分裂するのか気になる人も居ると思います。

現在のビットコインはすでに一度分裂をしていて、さらにそう遠くないタイミングで2回の分裂をするようです。
全ての分裂が起こった場合、都合4種類のビットコインができることになります。

ここではの ビットコインの内分裂した・する予定の3種類について、詳しくお話ししていきましょう。

ビットコインキャッシュ

ビットコインキャッシュについては、知っている人も多いのではないでしょうか。
このビットコインキャッシュは、2017年8月にビットコインから分裂したコインになります。

この分裂はビットコインがSegwitと呼ばれる、言わば「取引データの圧縮」を行うシステムを導入することに反対する人達によって行われました。
そのためビットコインキャッシュにはSegwitは導入されておらず、代わりに1つのブロックで行えるデータ処理の容量の拡大が行われています。

そのため、ビットコインよりも素早い取引を行うことが可能です。
とはいえそれ以外のシステムはほとんど変わらないため、ビットコインと同じように取引をすることができます。

現在では相場なども完全にビットコインとは分かれているため、「ビットコインの機能を一部拡張した、全く別のコイン」程度の認識で良いのではないでしょうか。

ビットコインゴールド

ビットコインの新たな分裂として、10月後半ごろにできると言われているのがこのビットコインゴールドです。
このビットコインゴールドは何が違うのかと言うと、マイニングに使える機械が異なってきます。

今のビットコインは、『ASIC』と呼ばれる回路を使わなくてはマイニングをすることができません。
これはマイニングをするために必要な、計算の難易度が高くなってきたためです。

このASICは普通のパソコンには搭載されていない回路で、現在のビットコインは専用のマシンが無くてはマイニングできないとも言えます。
そのためマシンパワーにモノを言わせた団体などにマイニングの処理が集中し、半ば中央集権状態に近い状態です。

その点ビットコインゴールドの場合は、『GPU』と呼ばれる回路を使ってマイニングができると言われています。
GPUは少しハイスペックなパソコンであれば搭載されているため、今のビットコインよりも多くの人がマイニングに参加できると言えるでしょう。

またマイニングをする人(マイナー)の数が増えることも期待できるため、処理速度の高速化も見込めるようです。
新しくマイニングを始めようとする人にとっては、かなり良い話と言えるかもしれません。

ただしこのビットコインゴールドは運用法などに不透明な部分も多く、警戒している人も多くいます。
今後分裂したとしても、取引は少し注意しておいた方が良いでしょう。

ビットコインSegwit2x(仮)

最後に2017年11月に分裂すると言われるのが、このビットコインSegwit2x(仮)です。
分裂すると言われている時期が上のビットコインゴールドと近いため混乱しますが、ビットコインゴールドとは全く別のコインになります。

このコインのシステムはSegwitでデータを圧縮しつつ、その上でデータの処理容量を増やすというものです。
そのためこのコインは、現在のビットコインとビットコインキャッシュの両方の意見を取り入れたコインと言って良いかもしれません。

データを圧縮した上でデータ容量も増えているため、1つのブロックで処理できるデータ量は相当なものです。
そう言った点では、分裂すればかなり期待の高まるコインとも言えます。

ただ現状でもこの分裂する新しいコインの名前が決定していないなど、かなり謎に包まれたコインというのも事実です。
場合によっては話だけで終わって、実際には分裂しないなんてこともあり得るでしょう。

(11月8日の正式発表で、このビットコインsegwit2xの分裂は延期されることが決定しました)

4,ビットコインの分裂:まとめ

ここまでビットコインの分裂についてお話ししてきましたが、いかがだったでしょうか?
どういった理由で、どのようにビットコインが分裂するのかが分かったと思います。

分裂と聞くと悪いイメージがあるかもしれませんが、それ自体は別に悪いことではありません
むしろもっと多くの人にビットコインを使ってもらえるようにするという、1つの意見の象徴ともいえるものです。

今後ビットコインがどういった形に分裂するのかも含めて、しっかりと見極めることが大切になるでしょう。
ビットコインキャッシュの時には分裂した後にビットコインの相場が不安定になったため、気をつけた方が良いかもしれませんね。

ビットコイン、分裂4

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