初心者が安全に儲けるための、狙い目な仮想通貨とは!?
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仮想通貨投資で儲けるためには!?
最近、仮想通貨の値上がりが半端じゃないことになっていると思います。ようやく世間にも浸透してきて、ボーナスが出た12月にそろって仮想通貨に換えたのではないかと思っています。初心者が仮想通貨を始めるとしても、投資として考えているのであれば、やはり、仮想通貨に狙い目をつけることが大切になってきます。
そこで今回は、今後価値が上がりそうな狙い目である仮想通貨の特徴をお教えするとともに、初心者が投資として仮想通貨を買う際に安全かなと思われるものを、ざっくりと紹介していきたいと思います!
細かい部分は各人で確かめてもらえればなと思います。また今後、この記事で紹介している通貨以外にも投資をしていきたいという方は、以下の記事も合わせてお読みいただきです。「騙された!」なんてことの無いように、ぜひ安全な通貨で投資をして、資産を増やしていきましょう!
今後高騰する仮想通貨の特徴
狙い目である仮想通貨を見極めることは簡単ではありませんが、実は狙い目な通貨にはそれぞれ特徴があります。
その特徴とは一体どのようなものなのか。以下にまとめてみました。
3.まだ大きな値上がりが起こっていないものは将来性があって狙い目!
以上が人気が出そうな通貨を見るための条件になります。
1.時価総額が高いと安全で狙い目!
時価総額とは、(現在の通貨の価格)×(発行した通貨の総量)になります。では、なぜ時価総額が高いと、価値が上昇しやすいのか?と、言われますと、一般的に時価総額が高くなると、人々が信頼を抱くようになって、世間に流通していくということです。極端な例を言うと、世界で最も時価総額の高い米ドルと、どこの国のものかもわからない通貨であれば、やはり信用のある米ドルを買うことになりますよね!特に、普及して間もない仮想通貨ですし、日本のように半信半疑で買う人がまだまだいる中では、時価総額の高い仮想通貨が今後も安定的に上昇するという考えは納得がいきます。
2.発行上限が決まっていると狙い目として安全!
これも、世界中で価値が認められている、”金”などがわかりやすい例かと思います。なぜ”金”に価値があるのか、考えたことはありますか?もちろん、キラキラと輝くという点で価値があるのですが、世界中に埋没されている量に限りがあるから、希少性があるわけです。同じように仮想通貨でも上限が決まっているものであれば、やがて発行量が限度に近くなっていくにつて、価値が高くなっていくのです。また、発行量が増えると、先程話した時価総額も上がっていることになるので、世間では、信用が広まっていて価値が上がっているのです。
3.まだ大きな値上がりが起こっていないもの将来性があって狙い目!
この意味は、言わずもがなですよね。世間にそこまでまだ流通していない時に、安く買っておいて、その後に価値が上がっていけば、儲かるわけです。また、既に時価総額が上がっていてる仮想通貨でも、一分一秒ごとに価値の増減があるので、チャートを見て、価値が下がったときに買うようにしましょう。
4.何に利用されるかで、狙い目を定めよう!
どの通貨を買うにしても、利用目的は調べる必要がありますね!現在既に価値が認められている通貨を買う時でも、それ以上の機能を持った通貨に追い越されないか?大丈夫か?といったように、調べないといけません!また特に、未だ世間に出回っていない通貨を買いたいのであれば、何に利用されるのか、どんな機能があるのかを調べて、将来性を考えなければいけません。
5.初心者はランキングの上位にいる通貨を狙い目に!
一般的に30位くらいまでと言われているという事ですが、やはり30位以内の仮想通貨であれば、機能性も優れているので、少なくとも仮想通貨が詐欺であるようなことは、あり得ないです。以上のような点に気をつけて、狙い目な通貨を探して行くと良いと思います!それでは、具体的に時価総額ランキング上位に位置していて、これからも価値の上昇が予想される、狙い目な仮想通貨を、ざっくりと以下に列挙していきたいと思います。それでも個人的な主観になりますので、信憑性については各人で考えてください!また、前半ほとんどの仮想通貨は、ほとんどみなさん知っているかと思いますので、上級者の方には申し訳ないです。
狙い目な仮想通貨の紹介
・今後も安定的に広まって行くと考えられる仮想通貨
1.ビットコイン
名前:bitcoin(ビットコイン)
通貨コード:BTC
発行上限枚数:2100万 BTC
承認時間:10分(平均)
公開:2009年
仮想通貨取引において基軸通貨となっている最も有名な仮想通貨で、現在、アメリカドル・ユーロ・元・日本円・ルピーに次いで6位にランクインしました。また、「日本で買えない仮想通貨を買いたい!」といった時に、日本円でなく、ビットコインで買うことになるので、まだまだ価値が持続すると言えそうです。ちなみに、※Segwitは無期限延期となりましたが、繰り返される※ハードフォークによる分裂が話題になっています。
※segwitとは、現在の1MBのブロックサイズ(帳簿のデータ容量)では、取引をさばききれないと言ったときに、取引データを縮小することで、1MBでもより多くの取引を収納可能にし、多くの取引をさばく事ができるといったものです!
※ハードフォーク=仮想通貨のルールを変える際には、旧ルールを無視し、新ルールを新たに適用することで、旧ルールの互換性が無くなる事を言います!→また、ハードフォークが起こると、旧仕様との互換性が無くなり、期限までにアップデートをしないと旧仕様のまま取り残されます!
※ちなみに、ソフトフォークとは、旧仕様との互換性があるので、旧仕様をの押したまま新仕様を利用することになります。
また、12月18日に、世界最大級の金融先物取引所CMEで、ビットコイン先物取引取り扱いが予定されているため、期待感で上昇し続けています!
2.Ethereum(イーサリアム)
名前:Ethereum(イーサリアム)
通貨コード:ETH
発行上限枚数:未定
承認時間:15秒(平均)
公開:2014年2月
スマートコントラクト機能、ICOプラットフォームとして有名な通貨です。
※スマートコントラクトとは、そのままの意味で、コントラクト(契約)をスマートに行えるプロトコル(約束事)のことです!具体的にいうと、お金を送金した時などに、その送金した情報と一緒に、契約も自動的に結べてしまうということです。
このイーサリアムは、今年2017年11月期はとても順調で、今月12月もかなり時価総額が上がっています。ただ、Parity社の提供するウォレット内の182億円相当のETHが凍結中で、未解決のままとなっているので、強いていえばそのあたりが心配です。イーサリアムは、昔からホリエモンも目をつけており、今後も、価格の上昇が予想されると言っておりましたので、狙い目であることに間違いないと思います。
3.Bitcoin Cash
名前:Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)
通貨コード:BTH
発行上限枚数:22100 万 BTH
承認時間:3時間(?)
公開:2017年8月
2017年8月にビットコインから分裂して誕生した通貨です!以前まで、ビットコインは、取引量が増えてきたことによる取引スピードの低下など、スケーラビリティが問題となっておりました。Bitcoin Cashは、そうした問題を解決するために、一部の”ビットコインマイナー”により生み出されたものです。
※スケーラビリティとは?コンピュータの持つ拡張性を意味しています。システムの規模の変化に対応できる柔軟性を指していて、スケーラビリティが高いということは、システムの利用者数やデータ処理負荷の増大に応じてシステムを比較的容易に拡張できることを意味します。
※コインマイナーとは?そもそも仮想通貨の管理は、みんなのPCで監視しているイメージであります。その管理の際、有志の人たちでPCを提供して、動かせておくことで、コインの管理が成り立っています。そのお返しに、新しく発行する仮想通貨を有志の人達に与えます。この有志の人達をコインマイナーと呼びます。(マイン:掘る・採掘する)
Bitcoin Cashの特徴ですが、大きく3点、ビットコインとの違いがあるようです。
・ブロックサイズの上限を8Mバイトまでに拡大(BTCは1Mバイト)した点
・BTC(ビットコイン)とは、交わらず共存する点
・ハードウェアウォレットなどのセキュリティを向上させる施策が用意されている点
4.Ripple
名前:Ripple(リップル)
通貨コード:XRP
発行上限枚数:1000億XRP
承認時間:即時
公開:2012年
Rippleは、カナダのウェブ開発者によって開発された通貨になります。時価総額は7700億円、発行枚数は1000億XRPになります。銀行間国際送金に使用されるかどうかで注目を集めていて、日本人人気が高い通貨です!例えば、日本からの海外送金は、時間とコストがかかっていましたが、リップルを仲介通貨として使用することで、スピードアップとコスト削減ができます。
また、仮想通貨の中では、膨大な電気エネルギーを消費せず、かつ、マイナー(仮想通貨を管理する変わりに、仮想通貨を発行してもらっている人)の恣意的な介在がないので、初心者でもフェアに投資できるチャンスがあります。
また、今後リップル社が保有しているリップル(XRP)のロックアップ(自分の持ち株を売却することができない)が予定されているため、期待感を持つ投資家の方々が多くいます。
そういった点で、有名ではあるものの、まだまだ潜在能力の秘めた狙い目な通貨であると言えそうです!
最後に、あのグーグルも出資していることで有名です。
まとめると、
・送金にかかる手数料が格段に安い
・送金にかかる時間が数秒ほどしかからない
・従来までの方法だと、人件費、紙幣の輸送費、強盗といった危険があったが、
リップルを使うと無くなる。
・仮想通貨の中では電気エネルギーの消費が少ない。
以上がRippleの大きな特徴になっていて、ビットコインよりもはるかに国際取引の決済には向いている通貨になります。ですので、2020年に控えたオリンピック前くらいにまた価値が上がるのではないかと私は踏んでいます。
長い目でみて、狙い目であるかもしれません。
ちなみに、少し前までは1リップルあたり1円未満で購入することができましたが、今年に入ってからは価格が高騰し、以前の50倍近い価格になりました。この価格の高騰は、三菱東京UFJ銀行をはじめとする大手銀行や大企業が続々とリップルを採用し出したことにあるそうです。2018年には、銀行間の送金にもリップルが利用され始められることを考えると、このリップルは更に高騰しそうな狙い目であると言えるでしょう。
5.Dash
名前:Dash(ダッシュ)
通貨コード:DASH
発行上限枚数:2200万枚
承認時間:約2.5分
公開:2014年1月
匿名機能が高く、即時取引(4秒)も可能な通貨です。ビットコインがスケーラビリティ問題で議論される中、ブロックサイズが2MBに拡大されたことで、人気を高めました。これにより、他のアルトコインが不調の中でもダッシュは一定の支持を得ています。しかし、各国で仮想通貨法整備が進められていく中で、今後、マネーロンダリング等の悪用されやすい匿名性通貨は厳しい立場にいるとの指摘もあります。
※マネーロンダリング:(日本語でいうと資金洗浄を意味していて、麻薬取引、脱税、粉飾決算などの犯罪によって得られた資金(汚れたお金)を、資金の出所をわからなくするために、架空または他人名義の金融機関口座などを利用して、転々と送金を繰り返したり、株や債券の購入や大口寄付などを行ったりします。)
ちなみに、このDASHの他にMoneroという匿名性通貨があります。匿名性による悪用という風評で、投資するには多少心配な面もありますが、超将来的に、通販などの商品の購入などでは、やはりある程度の匿名性というのは必須になるような気がするのです!
個人的にですが、このDASHも長い目でみて狙い目であると思うのです。
6.factom
名前:factom(ファクトム)
通貨コード:FCT
発行上限枚数:なし
承認時間:ビットコインに依存
公開:2015年10月
以下3つの特徴があるようです。
・データの改ざんができないブロックチェーンを利用し、「貸付記録」、「証券」、「保険」、「医療」などあらゆる書面や記録を分散して管理、追跡、監査できる。
・データを遡って記録を証明できるため、あらゆる方面での応用が可能。
・分散管理することにより、データ紛失や盗難のセキュリティが集権管理型の本来の保存方法に比べて格段にあがる。
factomの一例を挙げると、例えば私たちが普段どこかのサイトに登録する際に、必ず個人情報を記載していると思います。氏名・住所・電話番号・メールアドレスなどの登録項目を埋めてから、そのサイトのサービスを使っていますよね?毎回毎回あの登録の手順を踏むのはかなり面倒ですが、現状それしか方法がないので仕方がありません。
しかしこのfactomを使うことで、今まで1から記入していた煩わしい登録が必要なくなるのです!factomは変更不可能な電子記録を維持してくれるプラットフォームなので、これを使うことで登録することなく様々なサービスを使うことができるのです。
また、ビットコインは、ブロックチェーンに直接データを記録することになるので、マイナーへの手数料が発生することになります。それに比べ、factomは、ビットコインのブロックチェーンは使ってはいますが、マイナーへの手数料が発生しないため、ビットコインよりも安く使うことができるのです!ここも注目されている一つのポイントです。
最後に、この仮想通貨業界ではセキュリティや、個人情報の問題が浮き彫りとなっていますが、このfactomの技術を使えば人に個人情報を渡すことなくデータの記録を公開できます。データが漏れる心配もほとんどありませんので、今後私たちが個人情報を記載する場面がなくなり、このfactomの技術が使われる可能性が高いです。
言わずもがな、狙い目です。
7.Bitcoin Gold
名前:Bitcoin Gold(ビットコインゴールド)
通貨コード:BTG
発行上限枚数:2100万枚
承認時間:?
公開:2017年10月
2017年10月にビットコインから分裂して誕生した通貨です。ビットコインのマイニングの問題点を改善するために作られました。分裂後しばらくの間は価格を下落させていましたが、海外大手取引所のBittrexや、韓国最大手のBithumbで取り扱いが開始された事で大きく値上がりしました!
リプレイ攻撃保護がされていない点等、様々な問題点を抱えながら誕生し、11月に入ってしばらくの間はあまり買われる通貨とは言えませんでした。
これからは、先程も話した通り、マイニングの問題が解決され、簡単にいうと独占の状況がなく、みな平等に始められる通貨であるので、短期的に需要が伸びる可能性はあると思います。
仮想通貨で早く利益を得たい!と、考える方には、買うタイミングを間違えなければ、狙い目であると言えるでしょう。
8.Litecoin
名前:Litecoin(ライトコイン)
通貨コード:LTC
発行上限枚数:8400万枚
承認時間:2.5分
公開:2011年10月
ビットコインのシステムを基礎とし、送金時間を4倍に短縮した通貨になります!元GoogleエンジニアであるCharlie LeeによってGithub上にリリースされました。10月末に、韓国で2番目に大きい取引量を持つCoinoneに上場し、韓国から大量に資産が流入しました。
また、Charlie Leeさんは、今後匿名機能の追加を示唆する発言をしており、これが今後通貨の価値に、どのように影響を与えるのか見所であります。更には、ライトニングネットワークによるビットコインとライトコイン、またはその他の通貨のスワップに成功しているため、今後の展開に期待が高まっています。
世間的には、狙い目と言われているようなので一応入れておきました。笑
9.IOTA
名前:IOTA(アイオータ)
通貨コード:IOTA
発行上限枚数:27億7955万枚
承認時間:不明
公開:2017年6月
IOTA(アイオータ)とは、2017年6月にリリースされた新しい仮想通貨になります。ブロックチェーン技術ではない独自システム「Tangle」により、送料無料で送金ができる画期的な仕組みになっております。
ビットコインやその他の仮想通貨も格安で送金することができますが、仮に数百円もしくは数十円の送金をしたい場合は、送金手数料の方が高くなってしまうことがあります。そこで、その問題を解決したのがこのIOTAになります。
IOTAは『Tangle』という仕組みを使い、送金手数料が無料なため、数十円~数百円ほどの少額の送金でも気軽に行うことができます。
このIOTAは世界中の個人が取引を行う場合に非常に便利な通貨といえる為、今後の価格高騰がますます期待できます。
また、マイクロソフトや富士通に加え、ドイツテレコム、ボッシュ、アクセンチュア、PwCなどの有名企業も、デモンストレーションに加わりました。更に、今後はスマホで操作できるlot家電にも利用される可能性もあるため、高騰の気配のする通貨であることは間違いないでしょう。
最近一気に価格を上げています。
狙い目であることが着々と世間にばれていってしまっています。
10.Monero
名前:Monero(モネロ)
通貨コード:XMR
発行上限枚数:なし
承認時間:60秒
公開:2014年4月
匿名性を重要視した通貨。ダークマーケットで主要化されていますが、Dashと同じく最近の世界各国の仮想通貨規制の流れで厳しい立場に置かれているとの指摘もあります。匿名性ということで、挙げました。今のところ、DASHには機能面で劣るようですが、今後のハードフォークに期待して、買っておくのもいいかもしれません。
一応、狙い目です。
11.Ethereum Classic
名前:Ethereum Classic(イーサリアム・クラシック)
通貨コード:ETC
発行上限枚数:なし
承認時間:?
公開:2016年7月
イーサリアムから分裂して誕生した通貨で、機能はほぼ同じのスマートコントラクトを売りにしており、イーサリアムよりも、ハッキングを防ぐためのセキュリティがよくできています。
また、12月12日に発行枚数上限を設定するハードフォークが行われると発表され、11月末にイーサリアムクラシックが高騰しました。
ビットコインにあって、イーサリアムやイーサリアムクラシックにない点は、最大発行枚数の設定です。投資家の将来的なビジョンとしてこの発行が一定枚数で停止する規定はかなり重要なポイントとなっています。
今後、イーサリアムに何かあった場合には、こちらが王座をとるかもしれませんので、狙い目としときます。
12.NEO
名前:NEO(ネオ)
通貨コード:NEO
発行上限枚数:1億NEO
承認時間:?
公開:2016年10月
中国で初のパブリックブロックチェーンプロジェクトです。
「パブリックブロックチェーンプロジェクト」とは何かというと、誰でも参加可能で、取引記録が世界中に公開されているようなブロックチェーンのことを意味しています。
※ブロックチェーン:分散型台帳技術、または、分散型ネットワークのこと。
ブロックチェーンなどの仮想通貨の仕組みについては、以下の記事に詳しく書いてあります。
ビットコイン・イーサリアム・ライトコインなどと同じです。
ちなみに、NEMの「mijin」などのように、一部の人間(組織)のみ参加可能なブロックチェーンをプライベートブロックチェーンといいます。
機能は、イーサリアム(ETH)と同じようにスマートコントラクト技術を持つプラットフォームになっており、界隈では『中国版イーサリアム』と噂され注目されています。現在、中国の間で仮想通貨の制限がかかっていることはご存知でしょうか?眠れる獅子中国で、また解禁した時には、このNEOかなり威力をもつかと思いました。狙い目です。
13.NEM
名前:NEM(ネム)
通貨コード:XEM(ゼム)
発行上限枚数:43億MAID
承認時間:約90秒
公開:2014年4月
ネム(NEM)の意味ですが、新しい経済活動(New Economy Movement)を意味しており、金銭的な自由と平等、分散、連帯感の原則のもと新しい経済活動を起こすプロジェクトとして始まりました。
従来まで、仮想通貨はマイニングで、たくさんのPCを使って多くの電力を消費していました。しかし、それだと、既に仮想通貨に投資している人、あるいは富豪に圧倒的有利な状況です。そこで、このNEOは、10000XEM(XEM:単位)以上をウォレットに入れておくことで、個人でもハーベスティング(収穫という意味で、マイニングと同じように発行してもらったお金を受け取ることができる機能。)を始めることが可能です。さらにNEMのプラス要素として、大型アップデート「Catapult(カタパルト)」を控えていることも挙げられます。
カタパルトによって、情報処理速度が格段に向上することと、イーサリアムの代名詞と言っても良かったスマートコントラクトを、NEMのブロックチェーン上でも行うことができるようになってきます。
狙い目として挙げた理由は、個人的に、今後、富豪と庶民の間の格差が、どんどん大きくなるような気がするからです。このようなハーベスティングの機能をもつ通貨は、初心者でもチャンスがあるわけですし、大衆にも指示される時代がくるかもしれません。
14.Qtum
名前:Qtum(クアンタム)
通貨コード:NEO
発行上限枚数:51,000,000 QTUM
承認時間:?
公開:2016年12月
シンガポール発祥のオープンソースブロックチェーンプロジェクトです。それだけで、狙い目かなと思ってしまいました。
機能、特徴は、以下4点が挙げられています。
・ビットコインとイーサリアムの優れた点を複合した仮想通貨
・AALにより、UTXOベースでスマートコントラクトが実行可能
・ライトウォレットの使用でモバイルでも軽快な動作を実現
・コンセンサスアルゴリズムは、Pos(proof of stake)により、早く安全な取引
Qtumの将来性ですが、非常にいい見通しがたっているそうです。
特筆すべきは、Qtum Foundationの豪華なメンバーが揃っている点で、世界最大のビットコインホルダーの一人であるXiaolai Liや、中国版Amazoneともゆわれるアリババ出身のPatrick Dai、Ethereumの共同設立者とJaxx Blockchain Interfaceの創始者、Anthony Di Iorio、仮想通貨、Augerの共同設立者Jeremy Gardner、など、素晴らしいメンバーが揃っています。
また、ERC20トークンからメインネットトークンへと切り替わり、10月初めにトークンスワップが行われました。
今後も様々な通貨の優れた点を実装しようとしているそうです。
15.Lisk
名前:Lisk(リスク)
通貨コード:Lisk
発行上限枚数:無し
承認時間:約10秒
公開:2016年5月
スマートコントラクト機能、プログラム言語Javascriptを採用している通貨です。イーサリアムにトヨタ自動車や三菱東京UFJが強力したり、リップルにグーグルが投資したように、リスクは、マイクロソフトとパートナーシップを結んだことで有名です。Lisk Core 1.0へのアップデートを年内に予定し、2018年1月から3月にモバイル&デスクトップアプリ、リブランディング(通貨名の変更)、4月にSDK配布、7月に分散型取引所関連の何かが発表されます。
リスクの特徴は分散型アプリケーションプラットフォームを使っており、イーサリアムと同じスマートコントラクト属性の通貨になっていて、比較されることが多いです。ただ、同じような仕組みでも、実はliskとイーサリアムには大きな違いがあるみたいです。
※これから先は、少し専門的な話になるので、初心者の方はなんとなく読んでもらえれば良いかなと思います。
この2つの仮想通貨の大きな違いは、分散型アプリケーションプラットフォーム(DApps)の基盤が「サイドチェーン」を使っているということです。
イーサリアムが、1本のブロックチェーンを使って、スマートコントラクトのコードを記述して使うのに対し、リスクは、メインチェーンにサイドチェーンを載せる形で、サイドチェーンにコードを記述していきます。これによって、リスクを使えば、サイドチェーンを使って複数のブロックチェーンを別々に動かすことができますので、処理能力が圧倒的に高くなります。そしてメインのブロックチェーンに情報がほとんど乗らないため、スケーラビリティを向上させるメリットもあるのです。
そしてもう一つの利点として、サイドチェーンを使うことによりバグやハッキングへの対処もしやすいのです。イーサリアムの場合、一度メインのブロックチェーンに乗せたコードを修正することは不可能と言われていますが、サイドチェーンを使っているliskの場合は、ロールバックすることができるため、不具合やハッキングが起こってもすぐに対処することができます。
では、リスクのデメリットは何なのかというと、「メインチェーンの他に承認者が必要になる」ということです。例えば規模が小さいDAppsのブロックチェーンを使った場合、ハッカーからの攻撃を受けやすくなります。セキュリティ面に問題が出る可能性もあるので、利用する場合には信頼できるDAppsを選ばなければ危険だということです。この点に関しては将来的に対策を考えているようですので、今後liskが認知され始める頃には解決している問題だと思います。
私が感じたliskのもう一つの大きな不安要素としては、Liskは「発行上限枚数が無限」ということかなと思ったのですが、そこに関しては大丈夫なようです。。ビットコインは発行上限が2100万枚と言われており、今尚マイニングが続いていますが、こちらのliskの場合は最大発行料が無限なので、通貨が増えすぎてインフレ(お金増えて価値が下がる)が起きるのでは?とも思いました。しかし調べてみたところ、liskの発行料は年々少なくなり、ブロックチェーンを採用していることから、急激にお金が増える心配もないようです。
一つの不安要素ではありますが、それ相応の対策は取られているようなので、今後見守ることにしましょう。
16.Zcash
名前:zcash(ジーキャッシュ)
通貨コード:ZEC
発行上限枚数:2100万枚
承認時間:10分
Dash、Moneroの二通貨よりも更に匿名性を追求し、完全と言っていい匿名性を誇っています。そして、この完全な匿名性を持つために、使われた技術「ゼロ知識証明」は、JPモルガンから世界最先端の技術と称賛受けています。
※この匿名性とは、誰がどこにどんなお金を送ったかもわからない技術です。
ここが同じ匿名性を持ったDASHやMoneroと異なる部分になります。
完全な匿名性という唯一の特徴を持っているので、もし将来的に需要が出たら、より価値が上がると考えられます。社会情勢次第で、狙い目であるかなと思います。
また、JPモルガンは、次に紹介する自身のプラットフォーム(Quorum)にプライバシーの技術を取り入れる予定としています。
17.OmiseGo
名前:OmiseGo(オミセゴー)
通貨コード:OMG
発行上限枚数:約1億4000万OMG
承認時間:?
公開:2017年7月
タイで普及している決済システム「Omise」は、銀行口座やクレジットカードがない人でも仮想通貨で簡単に送金・決済する事が可能なものです。
近年、東南アジア諸国など発展してきているとはいえ、まだまだ口座やカードを持っていない人が多いですから、今後も価値が上がりそうだということで、狙い目と判断しました。
また、Forbes JAPANの「起業家ランキングBEST10」で8位にOmiseのCEO長谷川氏が選出されています。
18.Tether
名前:Tether(テザー)
通貨コード:Tether
発行上限枚数:
承認時間:?
公開:2017年7月
米ドル(USD)や日本円(JPY)等の法定通貨とほぼ連動した価値を持つ通貨で、USDT(USD Tether)がよく使われています。Bitfinexと策略し不正発行しているという疑惑が噂され、その後3千万USDTが盗まれたと発表されました。USDTを利確時に用いる投資家も多い印象ですが、仮想通貨の中でも特に中央集権的な通貨のため、発行している会社の情報を追うことが重要になってきます。
今後の動向次第で、狙い目といえます。
19.Waves
名前:Waves(ウェーブス)
通貨コード:WAVES
発行上限枚数:1億WAVES
承認時間:約1秒
公開:2016年4月
ドイツに本部を置くプロジェクトで、リップルのゲートウェイのアイデアを利用しています。分散型取引所やトークン発行機能など、機能豊富なプラットフォームを提供したり、iOS版の多機能なWaves walletも公開しました。
経済大国ドイツに本部を置いているということもあって12月に入って急激に価値を上げてきています。買うタイミングさえ間違わなければ、今後も安定的に伸びて行く気がしますので、狙い目といえるでしょう。
20.MONA
名前:MONA(モナ)
通貨コード:MONA
発行上限枚数:1億512万MONA
承認時間:約90秒
公開:2014年1月
2ch発祥の日本初の仮想通貨です。10月に国内最大手取引所bitFlyerに上場した影響もあり、暴騰しました。日本産ということで信頼できるのでしょうか。かなり価値が上がりました。安定という意味では、狙い目と言えそうです。
そして11月にbitFlyerアメリカ進出のニュースで再度価格上昇をみせましたが、現状アメリカでの取り扱いは未定ということです。
しかし、bitFlyerはアメリカでの取り扱い通貨について、ETH、ETC、LTC、BCHは2018年前半対応予定としていますが、モナコインの予定を公表していません。
21.MaidSafeCoin
名前:MaidSafeCoin(メイドセーフコイン)
通貨コード:MAID
発行上限枚数:43億MAID
承認時間:約90秒
公開:2014年4月
P2P型のDropboxとも言われています。サーバーを介すことなくP2Pでデータの共有や保存ができます。データだけでなくCPUも共有可能です。
細かいところは、私も調べ途中なのですが、以下のような特徴があることから、狙い目であるといえそうです。
・コンピューターの能力をシェアする仕組み
・第三者がデータにアクセスする際にアクセス権を要求することができる
・自己暗号化により安全
・データが分散されているためハッキングなどに強い
・不要な重複データは削除される
22.BitShares
名前:BitShares(ビットシェアーズ)
通貨コード:BTS
発行上限枚数:37億MAID
承認時間:約3秒
公開:2014年4月
BitSharesは、2014年に公開された比較的新しい通貨になります。ビットシェアーズには管理者がおらず、Cryptonomexという会社が開発を行っています。
このビットシェアーズは、資金送金から資金管理、受取、売買まで全てウォレット内ですることができます。
ビジネス目的で利用されることが予想される通貨なので今後の値上がりに期待でき、狙い目になります。
23.ノアコイン
名前:NOAH COIN(ノアコイン)
通貨コード:NOAH
発行上限枚数:2160億枚
承認時間:数秒
公開:2018年6月、全世界公開予定。
発祥の国は「フィリピン」になります。一部では、詐欺コインではないか!?とも噂されていますが、私個人的には、将来的に定着はするのではないかなと考えております。
フィリピンはイメージとして『貧しい』『治安が悪い』というものがありますが、実は人口ボーナスによって「将来的に最も経済的発展を遂げる国」として注目されています。
フィリピンはアジアでも唯一の英語圏の国で、フィリピン人は英語を日常としているため、海外から仕事が流れ込んできます。
主にこの2点、「将来的に人口が増える」ことと、「英語ができるため出稼ぎに出る人が多い」ということで、海外から自国へと送金する際に仮想通貨の需要が大きいのです。
また、ノアコインの特徴として、ビットコインより送金スピードが早く、送金手数料がほとんど無料、さらにPOSシステムの導入により、ビットコインのようにマイニングが必要ないため(PCを動かしっぱなし)、節電対策になっていて狙い目であります。
最後に
以上、狙い目かなと思われる通貨の紹介でした!比較的、時価総額ランキング上位にいる仮想通貨の紹介となり、安全かなと思われるものを挙げていきましたが、それでも今後どうなるかは確証が持てません。。
みなさんも、仮想通貨を投資として考えている場合には、慎重に行うようにしてくださいね!それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!!
また、以下にも狙い目かと思われる仮想通貨「オーガー」について説明しているので、合わせて読んでおくと良いかと思います!