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チャートから見るイーサリアムクラシックの今後は?!

イーサリアムクラシック チャート6

イーサリアムクラシックはイーサリアムから分裂した!

イーサリアムクラシックとは、時価総額世界第2位の仮想通貨イーサリアムから分裂した、仮想通貨です。元々イーサリアムだったこともあり、スマートコントラクトの仕組みや、それを提供するためのプラットフォームの場という点では、イーサリアムと同等の目的を持った仮想通貨と言えます。

そんなイーサリアムクラシックですが、今回の記事では過去のチャートを見ながら、イーサリアムとは一体どのような通貨なのか、今後どのような変遷を辿っていくのかを明らかにしていこうと思います。

イーサリアムクラシックの時価総額

イーサリアムクラシック チャート1

まずは、イーサリアムクラシックの時価総額を見てみましょう。世界の仮想通貨における時価総額第1位、第2位はいうまでもなく、ビットコインとイーサリアムですね。それぞれ10兆9671億円、3兆2032億円の時価総額を誇っています。イーサリアムクラシックが分裂の元となったイーサリアムは堂々の第2位です!

それに対してイーサリアムクラシックはどうでしょうか?上から順番に見ていくと、あれ、見つからないなぁということになりますが、ありました!下から2番目、第12位ですね。時価総額は1147億円ということで、まあ普通にすごいわけですが、イーサリアムと比べてしまうと、約30倍ほどの圧倒的な違いとなっていますね。

以前は、時価総額のランキングで第5位程度に位置していたこともあったので、そうして考えると、だいぶイーサリアムクラシックの立ち位置は変化してきたなという印象を受けますね。

また余談ではありますが、先ほどの表をよく見ると、今とても熱い通貨は第4位ビットコインキャッシュと、第11位イオタみたいですね!他の仮想通貨が軒並み減少している中、この2つの通貨はかなりいい伸びを見せています。

イーサリアムクラシックの元凶となったThe DAO事件

イーサリアムクラシック チャート4

ここで、イーサリアムクラシックのチャートを見る前に、イーサリアムクラシックの成り立ちとなるストーリーを話しておかなくてはなりません。これが俗にいうThe DAO事件というやつで、この内容を聞かれると非常に驚かれる方も多いかもしれません。

The DAO事件とは、イーサリアムが提供するスマートコントラクトの脆弱性を突かれて、莫大な損失を生み出すことになった事件です。この事件では、イーサリアムのCode is law「コードこそが絶対」という理念に対抗して、ハッカーが「コードで不正」を行ったことが発端となりました。

イーサリアムが提供していたスマートコントラクトを利用して、The DAOというプロジェクトという、お金を集めて投資を行うようなプラットフォームがあったのですが、なんとハッカーがThe DAOのプロジェクトをハックして、65億円規模のイーサリアムを不正に送金して盗まれてしまったというのです。

分散型で、誰もが安心して使うことのできるブロックチェーンという仕組みが一瞬危うくなった瞬間でもありました。そしてイーサリアムの開発陣たちは、この莫大な損失というか攻撃をどのように対処したらいいかかなり重要な決断が迫れる時がきたのです。

ハードフォークでなかったことに?!

イーサリアムクラシック チャート5

そしてこの問題の解決策として、イーサリアムの開発者たちが選んだ答えは、ハードフォークによる強制的なアップデートによるものでした。ハードフォークとは、互換性のないプログラミングのアップデートのことで、すなわちこれまでの情報とは全く関係なく新しいプログラミングを行うことができるというわけです。

ハッカーは「コードが絶対」という視点を逆手にとって、コードによってイーサリアムを盗んだわけですが、それに対してイーサリアムの開発陣はこのハードフォークを行うことで「コードではなく人間の利権」を介入させてしまったというわけです。

ビットコインからイーサリアムまで続いていた思想、すなわち分散型の仕組みであり、人の利権や損得に関与しないブロックチェーンという仕組みに、この事件を契機に人が手を加えてしまったということになるのです。

結果としてハードフォークによって、イーサリアムがハッカーによって盗まれる前の状態に戻り、対ハッカーという視点では事なきを得たわけですが、この事件で別の問題が浮上してしまったというのが、イーサリアムクラシックを生み出したということになります。

イーサリアムクラシックはコード遵守

イーサリアムクラシック チャート6

イーサリアム自体は、これまでのイーサリアムのブロックチェーンからハードフォークを行い、完全に新しいブロックチェーンに乗り換えたわけですが、これまでのブロックチェーンをそのまま運用し続けたマイナーたちがいたのです。

すなわち彼らは、The DAO事件に対して、人間が介入をしてしまったことをとてつもなく大きな問題だとし、その決断を下したイーサリアムからの分裂する形を選んだというわけなのです。それによって生まれたのがイーサリアムクラシックであり、イーサリアムクラシックはコードによって全てが管理されるべきだという思想の元、活動をしていることになります。

ですがここで問題にしたいことは、イーサリアムが特段コード遵守をせずに人間の考えを介入させようとしている仮想通貨ではないことだと思います。すなわちThe DAO事件では、65億円もの仮想通貨がハッカーによって奪われたという特殊な事態に見舞われたことによって、人が介入した決定を行ったわけですが、基本的なスタンスとしてはイーサリアムクラシックが持っている思想と変わらないのではないか思えるわけです。

こうして考えてみるとイーサリアムは、イーサリアムクラシックの立場からしてみれば決定的な失態をしてしまったのかもしれませんが、これから真摯に向き合っていけば、決して取り返しのつかない失敗ではないのかもしれないわけですね。

イーサリアムクラシックもイーサリアムも同じ!?

ここまでくると、イーサリアムクラシックは、イーサリアムと特段変わらないものなのではないかというのが現実だと思います。目指している目標も、スマートコントラクトや、プラットフォームの構築で同じわけですし、本質的な違いは全く存在しないのかもしれません。

ただ、一つだけ大きく違うことがあります。それはイーサリアムは、優秀な開発陣に恵まれ、多様な企業との提携も行われており、圧倒的に開発が進んでいるのではないかということです。イーサリアムは、定期的にハードフォークによるアップデートを行っており、進化を続けています。これに対して、イーサリアムから離れてしまったイーサリアムクラシックは、このハードフォークの恩恵を十分に受けられていないのが現状だと思います。

 

チャートで解析!

いくら元は同じイーサリアムだったとしても、イーサリアムとイーサリアムクラシックでは、その成長速度が圧倒的に違うというわけです。そしてその違いというのは、チャートにもはっきりと現れています。以下の2つの図は、上の図がイーサリアムのチャートで、下の図はイーサリアムクラシックのチャートです。

イーサリアムクラシック チャート2

イーサリアムクラシック チャート3

2017年6月までは、イーサリアムもイーサリアムクラシックも同じような価格変動を辿っているが、その後の価格の変動は、互いに影響を受けているとはいえもはや違った仮想通貨と言えるような変遷を辿っている。

さらにイーサリアムクラシックは2017年6月ごろに3000円程度のレートになっているのに対して、イーサリアムは6月中旬ごろに50000円程度のレートである。この2つのレートを大雑把に比べると、イーサリアムの方が17倍程度の価値があったと言える。

だが、その後のチャートの動きをみてみるとわかることは、イーサリアムは平均的に右肩上がりでコインの価値が上昇しているのに対し、もはやイーサリアムクラシックは、平均的に右肩下がりで、コインの価値はどんどん減少していることがわかる。現在のレートを比べてみると、イーサリアムは35000円で、イーサリアムクラシックは1200円程度である。これは優に3倍近くの圧倒的な価値の差が生まれており、イーサリアムは通貨としての有用性や将来性を認められ価値が上がっているのに対し、イーサリアムクラシックはそれほどまでに価値が認められていないような雰囲気が醸し出されている。

イーサリアムクラシックは12月12日に半減期?!

イーサリアムクラシック チャート7

ではイーサリアムクラシックはこれから伸びることはないのかといえば、そうではないというのもまた一つの意見だ。というのも、イーサリアムクラシックは、12月12日に、半減期を迎える予定なのだ。半減期というのは、マイナーが発見するブロックの数が、総ブロック数の半分になるタイミングであり、この半減期のタイミングで買い注文が殺到して価格が上昇するというのは、現実的である。

というのも、半減期を迎えるということは、その通貨の希少価値がどんどん高まり、レートが上昇するということだからだ。この仕組みを利用することで、イーサリアムクラシックは、半減期の前後において、通貨としての価値を高めることが可能になる。

ただし、ここでの半減期による仮想通貨のレートのつり上りは、仮想通貨としての本質的な価値ではないと考えられる。したがって中長期的には、イーサリアムクラシックは、イーサリアムから完全に独立したものとして、イーサリアムを超えることは絶対にできないのではないかと思う。

イーサリアムクラシック!半減期を前に大高騰!(12月5日追記)

確かに、イーサリアムと比べたら、イーサリアムクラシックというのは、機能的にも総合的にも劣っているのは間違いないかもしれない。

しかし、実際に半減期を前にしてイーサリアムクラシックは大高騰している!

また時価総額も第11位と、決して悪くない数字を貫いている。

そのため、アルトコインの投資対象としては、イーサリアムクラシックはまだまだこれからであり、チャートをよく解析して、分析した方がいいのは確かだと思う。

11月で大高騰したイーサリアムクラシックだが、その大高騰の秘密を知りたい方は、ぜひ以下の記事を読んでほしい。

イーサリアムクラシックの今後

イーサリアムクラシック チャート8

今回はイーサリアムクラッシックを、いくつかのチャートを用いて解説した。解説に必要な背景知識や、イーサリアムクラッシックができた経緯なども、The DAOの例などを通して学ぶことができた。だが残念ながら、これは個人的な意見ではあるが、イーサリアムクラシックの将来性は、ほとんどないのではないかと感じている。

もちろん現在のレートや、イーサリアムとの過去の関係性も含めて考えれば、一気に暴落することは考えづらいが、逆にいえば長期的にあまり稼げるような通貨でもないだろう。

今後は少しずつイーサリアムとの価格の差がだんだんと広がっていき、あるタイミングで大勢の人間がクラシックからイーサリアムに乗り換えるようになってしまえば、クラシックの存在はもしやすると抹消されるようになるかもしれない。

イーサリアムとイーサリアムクラシックは、思想的な違いが根底にあるのかもしれないが、何度も述べているようだが、根本的にはどちらも同じである。そういう意味ではこれからどちらかを買おうと思っている人は、イーサリアムクラシックよりもイーサリアムの方を買った方が絶対に面白いのではないでしょうか。

 

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